新版色彩能力テスター
僅かな色の差を見分ける能力の育成に最適な訓練用具です。
微少な色の差について、どの属性(色相・明度・彩度)がどの程度違うのかという「質や量」まで判断できる識別能力を養成することが出来ます。
色彩を扱うあらゆる分野での色彩教育訓練用具として自信をもってお勧め致します。
製品の仕様

<本体>
●三点識別テスト
初級カード24枚、上級カード24枚

色彩の検査では2色間の色違い、例えば指定色と実際の仕上がり色との色差が問題となる場合が多く、目視による色差のある・なしの判定は非常に主観的なものとなりがちです。 三点識別テストは、3つの色票の中から1つだけ違う色票を識別する事で、色差の判定能力を養います。

<特 徴>
・3枚並んだ色票の中から、一つだけ違う色票を識別することで色差の判定能力を養います。
・色差の大きさにより、難易度の異なる初級・上級の2種類のカード群で構成されています。
●HVC識別テスト
初級カード30枚、上級カード30枚

色の違いは誰でも分かりますが、その色違いの属性を表現することは難しいものです。
HVC識別テストでは、2つの色票の色違いが色の3属性『色相H』『明度V』『彩度C』のどの属性に当たるのかを、どの程度の正確さで答えられるかを調べます。

<特 徴>
・2つの色票の色違いが色の3属性『色相H』『明度V』『彩度C』のどの属性に当たるのかを識別します。
・2色間の差の程度により、初級・上級の2種類のカード群で構成されています
●目測補間テスト
カード81枚

市販されている標準色票集、色見本帳類は数多くありますが、実際にデザインや色選定を行う場合に、希望する色票やカラーサンプルが購入した見本帳に収録されているとは限りません。
また、標準色票を色のスケールとして用いる場合において、同色が無いときには色見本に対しての値付けを目測でつけるために、差の程度をスケーリングして判断する必要が生じます。

目測補間テストは、カードにはられた3色の内、両端2色の色の差を10としたとき真ん中の色がいくつに相当するかを、目で見て判定します。
色違いの属性によって、色相補間、明度補間、彩度補間の3種類のカードがあります。
<付属品>
●解説書 1冊
●実習手引き書 1冊
●データシート 1冊
●収納ケース(プラスチック製アタッシュケース)
製品の特徴
- 色の識別能力の程度を客観的に判断し、その能力をさらに向上させるための訓練用具です。
- 実習用具がカード形式(名刺サイズ)なので場所を選ばず手軽にゲーム感覚で行うことができます。
(但し、照明条件は考慮が必要) - 色彩に関する基礎的能力の程度および適性を判定するための用具として有効で、ASTM(*1)にも紹介されています。また、段階的に訓練できるように2種類の難易度のカードが用意されています。
- 3種のテストからなっているので1人での独習から数人程度で同時に実習ができます。
- 使用されている色票は測色値が付いているので、目視による色差感覚との比較や色差対の具体的見本としても活用できます。
*1.. ASTM(American Society for Testing and Material)
1898年発足の米国における工業材料およびその試験法の標準化機関。
ASTMのHP(英文)
価格
110,000円(消費税10%込)
※別途送料が掛かります。
※色彩指導者認定者・色彩管理士認定者は5%引きになります。
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